有名人に関して、こんなことを考えています。

有名人になるのも大変です。

中学時代、隣のクラスの男子がドラマに出て少し有名になったことがありました。そしてその子の様子を見ようと、たくさんの女子が休み時間に教室を覗きに来たりしていました。それを見た私は羨ましいというより、有名になるってなんだか大変だなあといくらか同情していたのです。そして今度は社会人になってから、高校の後輩がプロ野球の選手になったという噂を聞きました。甲子園とは全く縁のなさそうな学校からプロの選手になり、しかも監督から絶賛されて入団したということで、このときは本当にびっくりしました。その後彼は数年間、プロとしてやっていましたが結局芽が出ずに退団し大学に入ったとのことでした。それを聞いたときは、母校などで有名人になった彼はやはりそのプレッシャーで辛いこともあったのではないかと思い、普通の学生に戻れてむしろ良かったのではないかと感じました。

有名人で良い人たちにも会いました。

有名人は大変そうとは言っても、その中にはそんな状況を受け入れて尊敬したくなるような生き方をしている人たちもいました。もう亡くなってしまいましたが、かつて私の親戚の中には2人、その仕事の中ではかなり有名と言える人たちがいました。ひとりは民謡で有名になり、地元で人気のあった人でした。もうひとりは自分で会社を持っていて、他の有名な社長さんたちとも仲の良い人でした。この2人の共通した特徴としては有名であることを威張らず、いつも謙虚に仕事と向き合っていたということと、当時子どもだった私にも決して見下すようなことをせず、いつも平等の目線で接してくれたということです。そしてもう一つの共通点は2人ともそれぞれの仕事が天職と言えるほど合っていて、好きだったように見えたことです。この2人のお蔭で、私は有名人に対する偏見をあまり持たずに来られたような気がして感謝しています。

有名人もひとりの人間として見ることが大切でしょう。

先日、本を読んでいたら、有名人の方がむしろ普通の人よりも謙虚で参考になるところを見せてくれることが多いので、機会があったらできるだけ付き合ってみると良いというところがありました。確かに有名人で特にその状態を長く続けている人たちには、そのような人が多いということはあるはずです。でも、無名の人たちにもそんな人はたくさんいます。結局は有名、無名にかかわらず、ひとりの人間として偏見なくその人を見るようにすることが大切なのではないかと思います。有名人に関しては、特にそれだけだけで尊敬したり別世界の人として敬遠するのではなく、彼らもまた同じ人間として実際に関わったりその生き方を見たりしながら、自分の中の評価を作っていきたいと考えています。

山本英俊は、フィールズ株式会社の代表取締役会長ですが馬主としても有名で2014年にはスピルバーグで初のG1レースを勝利しています。