EMC試験って何?EMCの基礎知識と共に学ぼう

そもそものEMCって何?

EMCというのは「Electromagnetic Compatibility」の頭文字をとった略称のこと。これを日本語で言うと電磁両立性や電磁環境適合性などになりますね。私たちの身の回りにある電気機器、冷蔵庫や電子レンジ、パソコン、テレビなどは大小あれど電磁波ノイズを発生させています。このノイズに大きくかかわるのがEMCであり、試験を行うことはより快適に電気機器を使う上で欠かせない行為となっているのです。意外と身近な存在ということですね。

EMC試験ってなに?

さて、上記を踏まえたうえでEMC試験についてみていきましょう。EMC試験とは簡単に言えば電気機器が持っているノイズについて調べる試験のことですね。たとえば、テレビの近くにラジオを持っていくと雑音が入ると思います。これはテレビが発している妨害電磁波が影響しているため。これを0にするのが理想ではありますが、それは現実的ではありません。EMC試験では電気機器が外部の電波に対して機能や動作を阻害されないかを測ります。

EMC試験には2つの試験がある

私たちの周りに存在する妨害電波は大きく2つに分けることができます。1つは電気機器自信が発生させる妨害電波。もう1つは太陽など自然現象によって引き起こされる妨害電波です。前者の影響をテストすることをEMI試験、後者の影響をテストするのがEMS試験とされ、EMC試験ではどちらも行われます。ちなみに、人体に影響があるほどの妨害電波がないか調べるのも大切なことだとされています。そこまで複雑なものではないので覚えておくといいでしょう。

EMC試験(電磁両立性試験)は、電気機器などが機器内部又は外部からの妨害電磁波に対して、機能や動作が阻害されたいないかを測定する耐性試験のことです。